一生に一度は泊まってみたかった憧れの星野リゾート


念願が叶い、お正月に静岡県浜松市の界 遠州へ来ました。

浜名湖の畔に佇むリゾート温泉でした。



一日目の夜は美味しい夕食を堪能し、温泉にも食後と寝る前に2回入って、
お茶の香りがするお部屋でリラックスしながら眠りにつきました💤


翌日は7時にすっきりと目覚めて、起床後の朝風呂へ♨



朝食は8時からでした。


1月3日の朝食は・・・

昨夜の半個室とは違い、浜名湖を望める窓辺のお席に案内してもらいました。

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今日も朝からいいお天気です☀

目の前に広がる湖の風景とともに、料理を堪能できました。


まずは大福茶をいただきました。

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「だいふくちゃ」ではなく、「おおぶくちゃ」と言います。

お正月に一年の無病息災を願って飲む縁起のよいお茶です。

今ではあまり飲む習慣はないようですが、
京都や煎茶道をたしなむ方には、お正月欠くことができないものだそうです。

小梅と結び昆布を入れて、煎茶を注いでいただきます。
梅昆布茶に似たような味ですが、お祝いの縁起物なので嬉しいおもてなしでした。


そして祝い箸も・・・

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最近はいろんなデザインの凝った箸紙が多いですが、金色のは珍しいですね。

とても綺麗なので、記念に持って帰りました。




さて、お料理が運ばれてきました。

「新春・お正月」のお献立でした🎍

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おせちです。

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お皿もおめでたいを模ったお皿でした。

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・黒豆祝い松葉
・子持ち若布
・タコの柔らか煮
・袱紗焼
・公魚昆布巻
・柚子なます
・錦玉子
・金柑蜜煮
・いくら醤油漬け
・車海老艶煮
・穴子八幡巻
・裏白椎茸
・紅鮭スモークサーモン



おせち料理に関する豆知識

黒豆:「まめ」は丈夫、健康を意味する。 
松葉:常緑樹の松は、昔から神聖な力があると大事にされていて、
 飾りつけに用いられることが多い。 
子持ち若布:ニシンの卵が産みつけてあるワカメ。
 子持ち昆布と同じように、ニシンの卵は縁起が昔から良い。
タコ:多幸(タコ)の当て字から、縁起ものとされている。 
袱紗焼:「福さ焼」とも言う。福を招く、といった意味からの縁起物。 
公魚(わかさぎ):わかさぎ. 複数の小魚になぞらえて、
 子宝が多く授かるようにとの願いが込められている。
昆布:こんぶ=「よろこんぶ」の語呂合わせからの縁起物。 
なます:にんじんの赤と大根の白で、おめでたさを表現している。 
錦玉子:黄身と白身の2色が金と銀にたとえられ、おめでたさを表現している。
 又は二色を「にしき」の語呂合わせから。 
金柑:漢字で「金冠」と書くことから、富に恵まれるよう願掛けされることから。 
いくら:数の子と同じで、たくさんの卵が産まれることから
 子宝に恵まれますようにといった願掛けから。 
車海老:赤色が魔除けの意味があることや、朱色が艶やかで綺麗な色からおめでたさを
 表現している。又、海老のように「腰が曲がるほど長生きできるように」の意味も。 
八幡巻:京都の八幡町が牛蒡の名産地だったことからの名で、
 「細く長く、幸せに。」とか「根気が付く」という縁起物から。 
裏白椎茸:椎茸の笠を陣笠に見立て、裏表のない無垢な心を表す「裏白」を表現。 
紅鮭:昔から縁起物として扱われていた貴重な蛋白源の食材。


おせち料理って、年々食べる機会が減ってきているので、
旅行先でこんな風に食べることができて、とても有り難かったです。



そして、おせちだけでなくお雑煮も。

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こちら静岡・遠州地方のお雑煮は、
鰹出汁のお澄ましに、大根、人参、水菜(白菜)、椎茸などが入っているそうです。

お餅は丸餅で、少し焼いてあるみたいです。
好みで青海苔を入れて食べるのも、こちらの食べ方だそうです。

関西のお雑煮と違ってシンプルだけど、これはこれで美味しかったです。

お代わりもしてしまいました(*^^*)


この後、焼き魚も運ばれてきました。

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鯛の幽庵焼き

幽庵地(醤油・酒・味醂の調味液にユズやカボスの輪切りを入れたもの)を用いた魚の付け焼き。


江戸時代の茶人で、食通でもあった北村祐庵(堅田幽庵)が創案したとされるそうです
(wikipediaから抜粋)

外はパリッとしていて中はふっくら。
味も染み込んでいているので、白ご飯と食べると美味しいです。


この他に、野菜の煮染め、香の物、水菓子(メロン)も付いていて、朝からご馳走でした。


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今日はこの後、ゆっくりと帰り支度をしてチェックアウトしたら、
荷物を預けて、舘山寺へお参りに行きます