魚の棚商店街で一通り買い物をして
最後になにか軽く食べて帰ることになりました。

時間はまだ11時くらいだったので、飲食店はどこも空いていました。


穴子寿司で有名らしい林喜、蛸稲荷で有名らしい浪花寿司なども、
ほとんどお客さんは入っていませんでした。

穴子寿司はせっかく魚の棚に来たのだから食べたかったかれど、
朝、旅館でしっかりと朝食をとっていたので、お腹もあまり空いていなかったこともあり、
玉子焼を食べることにしました。


「玉子焼」は、ここ明石では「明石焼き」のことを言います。

明石が発祥の地だから、
ここで作られた蛸の入った玉子焼きのことをそう呼ぶようになったのでしょうか。


大阪では、家庭にたこ焼き器が普通にあって、
家でたこ焼きを作って食べるというのも普通ですが、
「明石焼き」を家で作ろうと思ったら、かなり難しい。

出汁と卵の分量だとか、粉の分量だとか、意外と難しくて、
何度か作ろうと頑張ったことはあるけれど、どうしても外側がカリッと焼かれてしまうので、
ふんわりとした玉子焼には完成しませんでした。




明石で食べる玉子焼は、さぞ美味しいだろうなぁと期待してお店を探しました。
・・・が。

「ここに入ろう!」と思えるようなパッと目に付くお店は残念ながらありませんでした。


行列になっているお店でもあれば、ここは美味しいのかなってわかるけれど、
そもそも、商店街も閑古鳥が鳴いてる状態だったので、どの店も活気がありません。


その中で、唯一活気がまあまああったのが、こちらのお店でした。




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暖簾は素敵でしたが、お店の外観は賑やかな感じ。
よく言うと、明るい雰囲気。
悪く言うと、ガチャガチャしてる。


私たちの他に1~2組のお客さんがいました。

入ろうかどうしようか迷っていると、中から元気そうな店員さんが「どうぞー!」
と声をかけてくださったので、せっかくなので入ることに。


テーブルは、鉄板になっていました。
玉子焼だけでなく、お好み焼きなどの鉄板焼きもされているお店みたいでした。

椅子も、座りにくそうな安っぽい椅子でしたが、まああまり気にせず・・・

すぐに、玉子焼を4人前注文しました。
(もちろん、ビールも)



そして・・・

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さほど待たずに、運ばれて来ました。

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一人前、10個の玉子焼。

小さく見えて、けっこうな大きさ。
10個なんてペロリかなと思っていたけど、結構満腹になりましたε- (´ー`*)



あちこちのお店の玉子焼を食べてこそ、味比べもできるんだろうけれど、
正直、「ここのがすごく美味しい!」とかはわかりませんでした。


熱々の玉子焼を、熱々の出汁で食べる。

従業員の方は元気があって、お店も活気があったので、まずまず良かったのでは💮




お店の外では、蛸をこんなふうに吊るして管理されていました。

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お茶目なポーズまで取ってくださって、ありがとう♪



お店は、商店街の西側入口付近にあります。